気になる資産運用業界の実際

7月 12, 2020 気になる
7+

今日は日曜日なので、気軽に楽しく読める話をご紹介します。

ロイター社の「コラム:不思議の国のウォール街、アリスの見た夢」をご紹介します。資産運用業界の実際にご関心がある方は是非読んでください。資産運用業界の様々な部門の足元の状況を簡潔に面白おかしく紹介しています。

私自身もCFA協会認定証券アナリスト資格を持っていますが、「あれ?」と思うことが目の前でいくつも起こっています。個人的にはかなり的確に状況をとらえているのではないかと考えています。

ベンチャーキャピタル(VC)に関する部分で、以下のような発言があります。

「ほんとそれ。でも投機にはもってこいなんですよ。それに私たち、何か役に立つことをやったり、黒字を出したりする企業を見つけようなんて思っていない。ないない。初期の資金調達段階に入って行って、IPO(新規株式公開)で抜け出したいだけ。リアルなマネーがもうかるのはそこよ」

個人的にはIPO以後も、その会社のビジネスがしっかりと立ち上がって成長していく段階でさらにリアルなマネーが儲かる瞬間があるかと思いますが。

エクイティのアクティブ運用の苦戦から、インデックス運用へのアセットアロケーションの転換など、資産運用業界にご関心がある方はぜひ一度ご一読の価値があるのではないかと思います。お楽しみください。

投稿者: CFA

米国証券アナリスト、日本証券アナリスト検定会員。また、経営学修士号(MBA)保持者ならびにベータ・ガンマ・シグマ所属。 仕事でも色々なことを考えるので、投資にあたって面白いと思った情報を継続的にご紹介します。皆様のご投資の参考になればと思い、Finepresa(フィネプレサ)を立ち上げました。 よろしくお願い致します。