気になるアマゾン・ドット・コムの四半期決算(2020-2Q)

7月 31, 2020 気になる
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アマゾン・ドット・コムが米国時間2020年7月30日第2四半期(2020年4~6月期)の決算を発表しました。

<2020-2Q>
売上高:$88.9Bn vs. アナリスト予想 $81.4Bn
EPS: $10.3 vs. アナリスト予想 $1.46

売上高、EPS(一株当たり利益)ともにアナリスト予想を上回りました。
特に、EPSはアナリスト予想を7倍以上上回りました。非常に良い決算でした。
また、売上高成長率も前年同期比+40%でした。(下図をご参照ください。)

非常に良い決算です。

また、アマゾン・ドット・コムの第3四半期の新ガイダンスですが、売上高は$87.0Bn~$93.0Bnを予想しています(0.20%の為替差損の想定を含みます)。

第3四半期はアナリスト予想を上回った第2四半期の売上高よりもよい売上高を想定しているようにも見えます。今後も引き続き楽しみです。

ちなみに、現在の価格は新ガイダンスを利用してPSRを計算しても、2018年9月末の水準と同じで、特に割高にも見えていません。

より長いスケールでの(前四半期までの)四半期ごとの売上高の推移は以下をご覧ください。

また、ボリンジャーバンドを描いたグラフは以下の通りです。

投稿者: CFA

米国証券アナリスト、日本証券アナリスト検定会員。また、経営学修士号(MBA)保持者ならびにベータ・ガンマ・シグマ所属。 仕事でも色々なことを考えるので、投資にあたって面白いと思った情報を継続的にご紹介します。皆様のご投資の参考になればと思い、Finepresa(フィネプレサ)を立ち上げました。 よろしくお願い致します。