日本(2020年8月17日終値)
日経平均と東証マザーズ連動ETF<2516>の一目均衡表は以下の通りです。ともに確りとした雲が形成され、その上を終値(青色の点線)は上昇傾向にあります。雲が支持帯として機能する可能性が高いです。
今しばらくテクニカル分析の観点からは国内株式の相場全般は「晴れ」と言えそうです。
日経平均
東証マザーズ連動ETF <2516>
米国 (2020年8月14日時点)
S&P500指数とNASDAQ100連動ETF<QQQ>の一目均衡表は以下の通りです。ともに確りとした雲が形成され、その上を終値(青色の点線)は上昇傾向にあります。雲が支持帯として機能する可能性が高いです。
今しばらくテクニカル分析の観点からは米国株式の相場全般も「晴れ」と言えそうです。
S&P500指数
QQQ(NASDAQ100指数連動ETF)
為替(米ドル―日本円)(2020年8月17日19時時点)
米国株式に投資する場合は、日本円の投資家にとって為替リスクも気になるところです。米ドル―日本円の一目均衡表は以下の通りです。
2020年7月半ば以降、為替相場は雲を下回っており、上にある薄い雲ですが抵抗帯としてワークする可能性があり、引き続きドル安(ドルでの投資損益の悪化)に注意が必要です。為替相場の方向性としては曇りです。
SPDRゴールド・シェア(金連動ETF)(2020年8月17日時点)
国債が非常に低金利となっており、金利低下余地が限定的であることが株式投資の返事としての債券投資を難しくしています。このため、債券投資の1/3の量で、金に投資することも新しいヘッジの方法としてあり得ると考えています。
ご参考までにSPDRゴールド・シェア(金連動)ETFの一目均衡表は以下の通りです。ともに確りとした雲が形成され、その上を終値(青色の点線)は上昇傾向にあります。急激な価格上昇と足元の価格下落で、不安定な状況に見えますが、転換線(赤色の実線)は基準線(青色の実線)をしっかりと上回っており、金相場は晴れと言えそうです。
足元の相場は、①国内株式に投資するもよし、②為替相場に気を付けつつ、米国株に投資するもよし、③金相場に投資するもよしの状況に見えます。
新型コロナウイルス感染再拡大の懸念と、米中関係の悪化に注意を払いつつ、投資されるとよいタイミングではないでしょうか。