Finepresaではしつこいぐらいに米国株投資をおすすめしています。なぜなのかご説明します。
金融庁がまとめた、「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」の23ページ目をご覧ください。同じグラフを再掲すると、以下の通りです。

上記グラフにおいて、日経平均株価への投資とNYダウへの投資(円換算ベース)のリターンを比べていますが、金融庁の資料の文言をそのまま引用すると、「さらに期間を 40 年という超長期で見ても、日経平均だけに積立投資するよりも、米国 NY ダウと組み合わせた方がトータルリターンはさらに大きくなり、そのバラつきも小さくなる。」と言っています。純然たる事実ですし、金融庁もそう教えてくれているわけです。
米国株投資は為替ヘッジをしない限り為替リスクを取ることになりますが、国内株だけではなく、為替リスクを取って米国株もしくはグローバル株式に投資対象を広げることで、リターンを増加させることができるということを言っています。
成長のエンジンとしての米国株投資です。
2000年以降の日経平均とS&P500指数(円換算)のパフォーマンスを描くと、以下の通りです。やはり配当を除いた株価指数のパフォーマンスだけの比較でも、米国株を成長のエンジンとするメリットをご覧いただけます。
配当を除いて日経平均はほぼ1.2倍程度になった一方、S&P500指数は円換算額(為替リスクの影響を含めても)2.5倍を超えています。
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ご参考になれば幸いです。