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「気になる日本の製造業の2カ月先の見通し」ということで、6月30日に発表された5月鉱工業生産指数の速報値を昨日ご紹介した。
季節調整済み鉱工業指数と日経平均株価の月次データをグラフにしたものが以下である。5月の鉱工業指数の落ち込みが非常に大きいことが分かる。鉱工業指数の急落の一方で、足元、日経平均は回復を始めている。
このファンダメンタルズと株価指数の乖離が懸念材料。
IMFは6月25日、金融安定報告書を発表。新型コロナウイルスの感染拡大で暴落した株価を含む資産価格が急上昇している現状について経済の実態と乖離していると警鐘。相場が急落するリスクが高まっている可能性が高い。
慎重な投資姿勢が求められる局面。